QR18B Engrave Ring Brass ver.

唐草をモチーフにしたシンプルなリング。

唐草は、古代ギリシャ時代のアカンサスから発祥した装飾を起源として、古今東西、様々な場所で使用されている装飾で、現代のジュエリーにおいても、最も多用されているモチーフと言っても過言ではありません。

通常唐草は、立体的に表現されることが多く、当ブランドでもその例に洩れず、「Blasen Ring」等の製品を製作しています。

ですが、当方の好みとして、デコラティブなもの、シンプルなもの、その双方の方向性があり、デコラティブな唐草を表現した後は、シンプルなものも表現してみたい、という考えに至り、製作を決めた次第です。

実はこのリングには直接的なモチーフがあります。それは、同じく当ブランドの製品、「Blasen Keyfook」。
このキーフックの、本体とキーリングを連結する部分、このパーツをイメージソースとしています。

この部分のパーツは、どちらかというと、デコラティブなフック部分と対比するために、あえてシンプルに、平面的なイメージで製作しました。
そのシンプルで控えめな雰囲気が、リングとしても様になるのではないか？と思い製作したのですが、やはりその直感は正解だったようです。

唐草自体のデコラティブ感、これは残しながらも、全体のフォルムが平面的、直線的であるが故に、上品な印象になりました。

表面は完全なフラットではなく若干のカーブをつけ、柔らかい印象になるよう意識しています。
厚みも薄すぎず、厚すぎずのちょうどいいバランスを目指しました。

「普遍性」を目指したデザインなので、フォーマルな装いから、カジュアルな格好まで、幅広いジャンルをカバーすることが可能です。

新たな唐草モチーフリングの可能性を切り開いた作品だと、自負しています。

素材はSilver925、Brassの2種から選択可能。
こちらはBrass（真鍮）バージョンです｡

表面にはアンティーク仕上げを施しています。

プラチナなどへの素材変更、ダイヤなどの石入れも可能ですのでお気軽にご相談下さい。

厚み：2.2mm
幅：9mm