QR01B Vanitas Ring Brass ver.
QR01B Vanitas Ring Brass ver.
※こちらは既に販売が終了した過去商品です。型等が残っていれば販売可能な場合もございますので一度ご連絡ください。
スカルをモチーフにして独自の表面加工を施したリングです。
ヴァニタスとはラテン語で「虚栄」や「死」を指す言葉です。
その由来は旧約聖書の「伝道の書(コヘレトの言葉)」冒頭の一節のラテン語「ヴァニタス・ヴァニタートゥム Vanitas Vanitatum "すべて空しい"」にあると言われています。
また絵画にもその「Vanitas Vanitatum」という寓意をテーマに描かれたものが数多くあります。主にプロテスタントによる静物画ですが、「骸骨」、「宝石」、「時計」、「燭台」、「花」、「本」など様々な意味を持つ物を同時に描くことで「虚栄、生のはかなさ、現世の虚しさ」「死は等しく誰にでもやってくる」などを表現したものです。
今回の作品はそんな絵画の儚くも美しい様に惹かれ、自分なりにその「Vanitas」を表現しようと思い製作しました。
まず基本となるモチーフにスカルを選んだのは「生の儚さ」をストレートに表現することが可能だからです。出来るだけリアルに表現するために数多くの資料を参考に自らの解釈を加えながらデザインを進めました。
そして「生の儚さ」を表現するために必要以上に各箇所にダメージを与え、物が朽ちていく様を表現しました。
そして最後に当方独自の表面加工を全体に施す事で凄みのある雰囲気が出せたと思います。
こちらの商品はシルバー、ブラス(真鍮)の2バージョンあり、こちらのページの商品は「ブラス」になります。
仕上げは「アンティーク」を使用しています。
K18やプラチナなど他素材での製作、表面処理の変更、ダイヤやジルコニアなどの石入れも承っておりますので何かありましたらお気軽にご相談下さい。
正面部縦の長さ : 25mm