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Order Made

QFO052 Cavalier Pendant Order Made ver.

QFO052 Cavalier Pendant Order Made ver.

「お願いしてから3か月、作品のキャバリエペンダントを元にお願いしましたが、こちらの要望を丁寧に聞き届けて頂き、予想外の時間を頂戴しました。既製の作品を元にお願いしたにもかかわらず全く妥協することなく、的確なアドバイスを交えながら私のわがままに応えて頂いたものです。手にして魅入られたことは、表情の作り込みの深さでした。要望した角をもった全体像の中に、そのイメージを崩さぬ繊細でリアリティの在る馬の表情の彫り込みは、まさに絶妙で在るとしばらく見とれてしまいました。この魅力を引き出した根幹は、技量はもとよりコンセプトで述べられているご信念の発露でありましょう。語らずとも人に影響を与える芸術と言う物の片鱗を観た思いでした。お陰様でこの作品に恥じぬ様奮い立つこともできました。この感動とともに一生大切にしていきたいと思います。どうもありがとうございました。」
                                                       静岡県 U.K様

フルオーダーメイドで製作したペンダントトップ。
キャヴァリエペンダントをデザインソースとし、お客様好みのキャヴァリエペンダントを表現しました。

全体の大きさをキャヴァリエペンダントより大きめにし、実際のチェスの駒と余り変わらない大きさにしました。
部分的なバランスでいうと、土台上部を馬部分とほぼ同じ幅にし、土台下部を安定感が出るようやや広めにしています。

全体のイメージは、キャヴァリエペンダントとスモールキャヴァリエペンダントの中間、生物的な前者と無機的な後者の中間のような造形を目指し、さらに全体を無骨な雰囲気になるよう意識しました。
馬部分、頬のラインや首筋のラインに印象的な曲線を使用することにより、無骨かつ優雅な印象を与えるようにしています。

タテガミ部はスモールキャヴァリエをベースにして無機的な印象を押し出しましたが、全体に無数の直線を彫る事により、生物的な側面も感じさせるようにしています。
馬部の額には、中世ヨーロッパの騎士達が騎乗していた馬の装甲である「馬鎧」を施し、アクセントを加えています。

またお客様のご職業が自衛隊、戦車乗りの方というのもあり、随所に戦車の意匠を施してあります。
戦車の中でも日本製の最新型である「10式」の直線的なラインを意識しています。
馬の頬部分のラインは、10式の特徴である直線的な砲台部を意識してのものです。

土台上部の縦長の窪みが連続している部分は、戦車の走行時に使用する、キャタピラをモチーフにしています。
土台の底面にはキャタピラの回転に使用する為の「起動輪」を別パーツでできるだけリアルに再現し、その中央にはルビーを施しました。ルビーは古来より「炎と戦いの軍神マルス」が宿るとされており、戦車乗りのお客様ならではの拘りです。

素材はSilver925を使用していて、表面に独自のアンティーク加工を施す事により、より無骨さがますようにしています。

チェスにおける「ナイト」は中世ヨーロッパの当時、馬に乗って戦う「騎兵」を指しており、現代で馬に当たるのは「戦車」です。戦車兵であるお客様にこそ似合うジュエリーではないでしょうか。

是非こちらの作品を御守りにして頂いて、任務を全うして頂きたいものです。

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